没入環境でのテキスト入力
概要
没入型仮想環境での仮想物体への注釈付けの際などの立位でのテキスト入力方法を研究してきています。 音声認識と手による編集操作を併用する方法を研究してきました。 小型の装置を利用したテキスト入力方法も研究しています。 |
キーワード
没入型仮想環境、統合、音声認識、直接操作、立位
説明
- 音声認識による入力は容易
- ただし、認識誤りが発生する
- 認識率向上だけではなく、誤り訂正コストを含めた入力のトータルコストの低減が必要
- 音声認識と手を利用した編集操作によるテキスト入力の効率化
- 音声認識による誤りを手の編集操作によって訂正できる
- 評価
- 入力完了までの時間、主観評価共に音声認識だけよりも音声認識と手の編集操作の併用が良い結果
⇒ビデオ (WMVファイル、約12MB)
関連研究
3次元アプリケーションのためのツールキットライブラリ: it3d
関連する発表
- Noritaka Osawa, Xiangshi Ren, and Motofumi T. Suzuki, "An Evaluation of Text Entry Methods in a Standing Posture for Application to an Immersive Virtual Environment," Human-Computer Interaction: Theory and Practice Volume 2, 10th International Conference on Human-Computer Interaction (HCII 2003), pp.208-212, (2003/06).
- Noritaka Osawa, Yuji Y. Sugimoto, "Multimodal Text Input in an Immersive Environment," The 12th International Conference on Artificial Reality and Telexistence (ICAT 2002), pp.85-92, (2002/12).
今後の予定
没入型仮想環境や屋外での活動の際に利用できる、小型の装置を利用したテキスト入力方法を研究する予定です。